ヘンリー・チュクゥエメカ・オニェクル(Henry Chukwuemeka Onyekuru,1997年6月5日 - )は、ナイジェリア・オニチャ出身のサッカー選手。ナイジェリア代表。アル・フェイハ所属。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー。
経歴
KASオイペン
アスパイアー・アカデミィーから、同じくカタール人がオーナーを務めるKASオイペンに加入した。プロキシマス・リーグでプロフェッショナルデビューを果たし、デビューシーズンで6ゴールをあげた。
2016-17シーズン、チームがジュピラー・プロ・リーグに昇格すると、年内だけで公式戦12ゴールをマークしたことで、様々なクラブから関心を集めた。本人の意思もあり、セルティックFCへの加入が有力視されていたが、結局は、2016-17シーズンはKASオイペンに残留することになった。年が明けてからもゴールを量産し、最終的にはシーズン合計24ゴールを記録した。リーグ戦では、得点王を受賞したウカシュ・テオドルチュクと同じく22ゴールを記録したが、アウェイゴールの差で、得点王受賞には至らなかった。
エヴァートンFC
2017年の夏にエヴァートンと5年の契約を結び、初年度の2017-18シーズンはRSCアンデルレヒトへローン移籍することになった。 リーグ戦、第20節の古巣であるオイペンとの対戦中に、相手のGKと衝突し膝を負傷した。その治療のためローン移籍中であるが、エヴァートンに帰還することになった。
2018年7月12日、ガラタサライSKへレンタル移籍することが発表された。リーグ戦終盤のイスタンブール・バシャクシェヒルFKとの天王山では、決勝ゴールを記録し、チームにリーグタイトルをもたらした。 チームは国内カップ戦も制し、2冠を記録。オニェクルはシーズン通算16ゴール6アシストを記録し、国内2冠に大きく貢献した。しかし、結果を残す一方で、自己本位なプレーが散見されたことから、ガラタサライのメディアから批判を受けた。
ASモナコ
2019年8月13日、ASモナコと5年契約を結んだ。
2020年1月5日、ガラタサライにレンタル移籍した。
2021年1月25日、ガラタサライにレンタル移籍した。
オリンピアコスFC
2021年8月1日、オリンピアコスFCと4年契約を結んだ。
アダナ・デミルスポル
2022年7月11日、アダナ・デミルスポルへレンタル移籍。その後完全移籍となった。
アル・フェイハ
2023年8月11日、アル・フェイハに2年契約で移籍した。
代表経歴
2017年6月1日、トーゴ代表との親善試合で代表デビュー。
オニェクルは、エジプトで開催されたアフリカネイションズカップ2019のナイジェリア代表23人の最終メンバーに選ばれました。 彼は準決勝で最終的な優勝チームであるアルジェリア代表に1-2で敗れた試合で、後半の途中出場として12分間プレーしました。 オニェクルは、2019年9月10日に行われたウクライナとの国際親善試合のメンバーとして、ナショナルチームの監督によって招集されました。
人物
アーセナルFCのファンを公言しており、いつかはアーセナルに所属するのが夢だと語っている。同クラブの英雄であるティエリ・アンリに憧れを抱いており、現在のオニェクルのプレースタイルは、クリントン・エンジを参考にしている。
個人成績
クラブでの成績
2019年5月26日現在 出典:soccerway.com
a試合:ベルギー・スーパーカップ(1)
b試合:スュペル・クパ(1)
代表
2019年7月26日現在 出典:national-football-teams.com
代表での得点
タイトル
- アンデルレヒト
- ベルギー・スーパーカップ 2017
- ガラタサライ
- スュペル・リグ 2018-19
- テュルキエ・クパス 2018-19
- オリンピアコス
- ギリシャ・スーパーリーグ 2021-22
出典
注釈



