パトリック・ライン・バライカ(Patrick Ryne Valaika, 1992年9月9日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡バレンシア出身のプロ野球選手(ユーティリティープレイヤー)。右投右打。MLBのロサンゼルス・ドジャース傘下所属。
兄のクリス・バライカもメジャーリーガー(内野手)である。
メディアによっては「バレイカ」と表記されることもある。
経歴
プロ入りとロッキーズ時代
2013年のMLBドラフト9巡目(全体259位)でコロラド・ロッキーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級トリシティ・ダストデビルズでプロデビュー。42試合に出場して打率.240、1本塁打、18打点、5盗塁を記録した。
2014年はA級アッシュビル・ツーリスツとA 級モデスト・ナッツでプレーし、2球団合計で120試合に出場して打率.299、12本塁打、70打点、19盗塁を記録した。
2015年はAA級ニューブリテン・ロックキャッツでプレーし、124試合に出場して打率.235、8本塁打、57打点、19盗塁を記録した。
2016年、マイナーではAA級ハートフォード・ヤードゴーツとAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、136試合に出場して打率.257、14本塁打、80打点、10盗塁を記録した。ロースター拡大後の9月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると、同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦にて代走でメジャーデビュー。この年メジャーでは13試合に出場して打率.263、1本塁打、2打点を記録した。
2017年は開幕をAAA級アルバカーキで迎えたが、4月18日に昇格してからはユーティリティープレイヤー(主に遊撃手、三塁手)としてメジャーに定着した。
オリオールズ時代
2019年10月30日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍したが、2020年1月10日にリチャード・ウレーニャの加入に伴ってDFAとなった。
2020年1月16日にウェイバー公示を経てアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した。1月27日にスターリング・マルテの加入に伴ってDFAとなった。
その後、1月30日にウェイバー公示を経て再びオリオールズへ移籍した。2月11日にマイナー契約で傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ配属された。7月23日にメジャー契約を結んで40人枠入りした。この年は52試合に出場して打率.277、8本塁打、16打点を記録した。
2021年8月5日にホルヘ・マテオの加入に伴ってDFAとなり、8日にマイナー契約でAAA級ノーフォークへ配属された。9月14日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。この年メジャーでは90試合に出場して打率.201、5本塁打、25打点、1盗塁を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月23日にマイナー契約でAAA級ノーフォークへ配属された後、25日にFAとなった。
ブレーブス傘下時代
2022年3月19日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだ。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2021年度シーズン終了時
年度別投手成績
- 2021年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 投手守備
- 内野守備
- 外野守備
- 2021年度シーズン終了時
背番号
- 74(2016年、2020年)
- 4(2017年 - 2019年)
- 11(2021年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 V
- 兄弟スポーツ選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Pat Valaika stats MiLB.com (英語)


