2011年の世界ツーリングカー選手権は、2011年3月20日にブラジルのクリチバで開幕し、11月20日にマカオ市街で開催される最終戦マカオまで争われた。選手権はスーパー2000およびディーゼル2000の車両で争われる。
シリーズは鈴鹿と上海という新しいサーキットでの開催、新人ドライバーはサンレッド・エンジニアリングのペペ・オリオラ、ポールスター・レーシングのロバート・ダールグレンを迎えて始められた。シリーズのサポートレースはFIAフォーミュラ2選手権に代わってAuto GPとなった。また、新たに創設されたヨーロピアン・プロダクションシリーズもサポートレースとしてゾルダー、モンツァ、ブルノ、ドニントン、オッシャースレーベン、バレンシアの6戦で併催された。
2011年の参戦チーム・ドライバー
チームとドライバーの暫定リストは2月23日に発表された。公式エントリーリストは3月4日に発表された。
チームおよびドライバーの変更
開催スケジュール
2011年の暫定カレンダーは2010年9月8日にFIA World Motor Sport Councilによって承認された。2010年11月3日に修正カレンダーが発表され、2010年12月7日に再修正、2011年3月8日に再々修正が行われた。
カレンダーの変更
- レース・オブ・ブラジルはクリチバからインテルラゴスに変更される予定であったが、供給の問題のため差し戻された。
- レース・オブ・チャイナが初開催された。開催地は当初広東国際サーキットの予定であったが、上海天馬サーキットに変更された。
- レース・オブ・ポルトガルの開催地はアルガルヴェ・サーキットからポルト・サーキットに変更された。
- レース・オブ・ジャパンの開催地は岡山国際サーキットから鈴鹿サーキット(東コース)に変更された。
- レース・オブ・UKの開催地はブランズ・ハッチからドニントン・パークに変更された。
- レース・オブ・アルゼンチンがブエノスアイレスで開催予定であったが、サーキットが承認されずカレンダー落ちした。サーキットを必要な基準に改修するには時間不足であったため、代わりにレース・オブ・ベルギーが開催された。
- 過去2年間開催されたレース・オブ・モロッコは、マラケシュ市街地コースで当初6月5日に行われる予定であったが、プロモーターがイベントにかかる費用を工面できないとしてカレンダーから外され、代替イベントとしてレース・オブ・ハンガリーがハンガロリンクで開催された。
結果とランキング
レース結果
ランキング
ドライバーズランキング
ドライバーズ・チャンピオンシップは各レースの上位10名に順に 25-18-15-12-10-8-6-4-2-1 ポイントが与えられた。
マニファクチャラーズランキング
マニファクチャラーズ・チャンピオンシップは各レースの上位10名に順に 25-18-15-12-10-8-6-4-2-1 ポイントが与えられた。しかしながら、各メーカーの上位2台のみがポイントに数えられた。同メーカーのその他の車両はランキングから除外された。
ヨコハマ・ドライバーズトロフィー
ヨコハマ・チームズトロフィー
ジェイ=テン・トロフィー
参照
外部リンク
- Official website of the World Touring Car Championship




