ギャリー・ルイス・テンプルトン(Garry Lewis Templeton, 1956年3月24日 - )はアメリカ合衆国テキサス州フロイド郡ロックニー出身の元プロ野球選手(遊撃手)。右投両打。
経歴
1974年6月のMLBドラフト1巡目(全体13位)でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入り。
1976年8月9日にメジャーデビューすると、翌1977年には遊撃手のレギュラーを獲得し、打率.322、8HR、79打点、28盗塁、ナショナルリーグ最多の18三塁打を記録してオールスターにも初選出された。1979年にはナ・リーグ最多安打の211安打、それも史上初の両打席での100安打を達成しており、三塁打も19本で3年連続で1位だった。また、2回目のオールスターにも選出されたが、「オールスターには先発メンバーでなければ出ない」と発言して物議を醸した。
1980年には打率.319、31盗塁を記録し、シルバースラッガー賞を受賞。しかし、守備が拙いこともあって、ファンの人気と信頼は今一つであった。1981年には前半快調に打っていたものの、8月にファンに暴言を吐いたかどで出場停止処分を科されるなど干されてしまい、シーズン終了後にオジー・スミスとのトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍した。
パドレスでは1990年までレギュラーを務めたものの、打率は1985年の.282が最高と、昔年の面影はなかった。しかし、1984年のポストシーズンでは、まずシカゴ・カブスとのリーグチャンピオンシップでは5試合で打率.333、2打点を記録し、続くデトロイト・タイガースとのワールドシリーズでも1勝4敗で敗れたものの打率.316を記録した。1987年にはチームキャプテンに就任するなどチームリーダーとしてファンや同僚から信頼を獲得した。
ニューヨーク・メッツでプレーした1991年を最後に引退した。
引退後は指導者に転じ、マイナーリーグや独立リーグで長年監督を務めた。2015年にはパドレス野球殿堂入りを果たしている。
詳細情報
年度別打撃成績
表彰
- シルバースラッガー賞:2回(1980年、1984年)
記録
- MLBオールスターゲーム選出:3回(1977年、1979年、1985年)
背番号
- 19(1976年)
- 1(1993年 - 1991年途中)
- 11(1991年途中 - 同年終了)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 T
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
![駿河屋 No.339[ノーマル]:テンプルトン(アニメ・ゲーム)](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/gl255596.jpg)



